【富士S・厩舎直送】前走レコードVは成長のたまもの クルゼイロドスルが重賞初制覇へ「とにかく体調だけ」
[GⅡ富士ステークス=2024年10月19日(土曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル] クルゼイロドスル(牡4・高橋忠)は前走の関越Sで、1分44秒0のレコード決着を制した。無念の出走取消となった23年GⅠ・NHKマイルCと同じ舞台で重賞初Vを飾れるか。 矢野助手が「気候の変化に弱いところがあるので、そこに気をつけてやってきています」と中間の調整過程を明かす。 前走は馬群の中でじっくりと待機して、最終直線で力強く差し脚を伸ばしての勝利。「津村騎手や川田騎手が我慢させることを教えてきてくれたことが実を結んだ感じがあります」と振り返り、目下の成長ぶりを語った。 重賞でメンバーレベルは上がるものの、それによってペースが流れることは歓迎材料。「とにかく体調だけなので、本番まで崩さないようにしていきたい」と力を込めた。
東スポ競馬編集部