「最近、夫婦仲がよくない」と感じるあなたへ…「話し合いから始めてみましょう」 関係改善のアプローチ、夫婦カウンセラーからのアドバイス
夫婦仲を改善する方法は?
悪化した夫婦仲を放置していると、しだいに夫婦の溝は広がり、愛情を取り戻すことが難しくなってしまいます。夫婦仲を改善しようと思ったら、早めに手を打つことが大切です。関係修復に効果が期待できる方法を紹介します。 ▽夫婦でよく話し合う 夫婦仲を円満に保つ秘訣は、夫婦の会話を欠かさないことだと言われます。夫婦仲を改善したいと思ったときも、話し合いから始めてみましょう。しっかり話し合うことで、互いの気持ちを知り、問題解決に向けて前向きになれるかもしれません。 話し合いのときのポイントは、相手の話を最後まで聞き、決して否定しないことです。相手の話を遮り、頭から相手の意見を否定してしまうと、相手も反発するだけで話し合いになりません。冷静を保ち謙虚な姿勢で相手の話に耳を傾けましょう。 ▽お互いの考えを認めて受け入れる 互いに価値観が違うと感じているときは、いったん、相手の考えを受け入れましょう。相手の価値観には、成育環境やこれまでの経験が大きく影響しています。「どのような経験が相手の価値観のもとになっているのだろう」と考えることで、少しは相手を理解できるようになるかもしれません。また、相手の考えの良い所を見つけることも大切です。 どんなに相容れない考え方でも、相手の立場になれば、理解できる部分もあるものです。そのうえで、自分の考えと折り合いをつけるにはどうすれば良いのかを考えましょう。夫婦といっても、もともとは赤の他人です。時には、妥協したり、自分から折れたりすることも必要でしょう。 ▽感謝やお詫びの気持ちを言葉で伝える 夫婦になると、いつの間にか「家族だから」とつい相手に甘えてしまったり、傲慢な態度をとったりしてしまうことがあります。最初のうちは「少しのわがままくらい大目にみようか」と思っていた相手も、そうしたことが度重なると、しだいに我慢がならなくなってしまいます。 親しい間で、甘えたり、わがままを言ったりするのは、決して悪いことではありません。しかし、忘れてはならないのは「ありがとう」と「ごめんなさい」の言葉です。相手に甘えて何かやってもらったときは「ありがとう」、わがままを言って迷惑をかけてしまったときは「ごめんなさい」。感謝と謝罪の気持ちは常に言葉にして、相手に伝えましょう。 ▽相手を信頼する 夫婦仲が悪化していくと、相手への不信感も募っていきます。「浮気をしているのではないか」「自分のことしか考えていないのではないか」と相手のことを疑い始めると、しだいに本音で話す機会が減っていき、互いに心を閉ざしてしまうようになってしまいます。 互いに信頼できなければ、夫婦仲が円満になることもありません。まずは、自分から相手を信頼し、困ったことや悩みを相談してみましょう。それがきっかけで、互いに本音で話し合えるようになるかもしれません。 自分たち夫婦の関係や事情に合う方法がわからない場合は、リコ活カウンセラーと一緒に自分たち夫婦に効果的な対処法を考えませんか。まずはお気軽にオンラインでご相談ください。