ケガをして病院に行きたいけど、健康保険を「使っちゃいけない」場合があるって本当? 国民健康保険の“意外と知らない注意点”を解説
まとめ
国民健康保険は、国民健康保険制度以外の医療保険制度に加入していない全ての人が加入し、病院の窓口に提示すると医療費の自己負担が抑えられる制度です。 しかし、国民健康保険では制度の健全な運営を行うために保険給付を制限するケースもあるため、どんな診療でも制度を利用できるわけではありません。 故意に起こした傷病や長期にわたる保険料の滞納、また届けのない第三者の行為による傷病など、適用するのに届出が必要なケースやそもそも適用がされないケースもあります。 適用の可否を知らずに給付を受けてしまうと、給付された金額を返還する必要も出てきてしまうため注意してください。国民健康保険についてきちんと理解し、適用が受けられないケースなどもよく確認した上で、病院を受診する際には制度を正しく活用しましょう。 出典 厚生労働省 国民健康保険制度 執筆者:梅井沙也香 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部