松山英樹、久常涼、タイガー・ウッズは誰と回る? マスターズ初日の全組み合わせとスタート時間
松山英樹は日本時間の23時18分にティオフ
◆米国男子プロゴルフ<マスターズ 4月11~14日 オーガスタナショナルGC(ジョージア州) 7555 ヤード・パー72> 【写真】松山はウッズの後ろに!お馴染みチャンピオンズディナーでの記念撮影 これが実際の写真です
世界最大のゴルフの祭典、今季のメジャー初戦「マスターズ」が11日から4日間の日程で開催される。開幕に先立ち初日の組み合わせが発表された。
2021年にアジア勢として初めて栄冠を手にした松山英樹は13度目の出場。ウィル・ザラトリス(米)、ジャスティン・トーマス(米)と日本時間の23時18分にティオフする。 8日の記者会見で松山は「最初に出た時から色々なコースセッティングでプレーする中で、学ぶべきことがたくさんあった。その中で2021年に優勝することができてたのはうれしかったですし、またその場所(優勝)に戻れるように頑張りたいと思います」と語った。 2月「ジェネシス招待」で2年ぶりツアー9勝目を挙げて以降、上位フィニッシュを続けており、前週の「バレロテキサスオープン」でも7位タイと調子は上向きに見えるが「試合勘をここで出すことはできていると思う部分と、連戦していることで疲れも当然ある。ベストな方法はいまだにわかっていない」と話した。今年は「なんとなく回る」という“日本のエース”のプレーに注目だ。 日本からはもう一人、久常涼が初出場する。昨季の欧州ツアーでルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞し特別招待で夢舞台への切符をつかんだ。「僕はチャレンジャーなので、自分らしく、プレッシャーも楽しみながら頑張りたい。毎年ここに出られるようにしっかりプレーしたい」と意気込んだ。久常はマイク・ウィアー(カナダ)とアマチュアのニール・シプリー(米)と午前0時30分にスタート。
タイガー・ウッズは6度目の快挙へ
26度目の出場となる大会5勝のタイガー・ウッズ(米)は9日の会見で「私の人生と家族にとって、とても大きな意味がある大会だから常にここで戦いたい。毎年、同じ会場、同じ場所で試合をする唯一のメジャー大会。ここに来て私の尊敬する人たちに会って話すチャンスでもある」とマスターズへの思いを話し、「全てが上手くいけば、もう一度勝てると思う」と6着目のグリーンジャケットを狙う。ウッズはジェイソン・デイ(豪)、マックス・ホーマ(米)と午前2時24分に出る。 昨年12月にリブゴルフへ電撃移籍した前年覇者のジョン・ラーム(スペイン)はマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、ニック・ダンラップ(米)と松山組の一つ後ろの23時30分から連覇に挑む。