落合博満さん、ドラフトで“脱臼寸前”ガッツポーズの中日・井上監督は「そういうタイプ」「若手を持ち上げながらやれる」と太鼓判
◇TBS系「サンデーモーニング」に生出演 プロ野球史上最多3度の三冠王を達成し、監督として中日を日本一に導いた落合博満さん(70)が27日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」に生出演。24日のドラフト会議で4球団競合の末に関大・金丸夢斗投手(21)を引き当てた中日・井上一樹新監督(53)について、「若手をうまく持ち上げながらやれる」と新たなチームづくりに太鼓判を押した。 ◆CBC・若狭アナ、中日のドラフト1位くじ引き当てに絶叫【動画】 大学球界最強左腕で、今ドラフトの目玉の1人だった金丸は、中日のほかにDeNA、阪神、巨人が指名。番組では、当たりくじを引いた井上監督が渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた後、「脱臼しましたよ」と冗談めかして語ったシーンを紹介した。 監督時代に井上新監督の現役時代も知る落合さんは、「黙々と練習するタイプ。選手会長もやってて、選手をうまくまとめることにはたけてる」と井上監督の長所を紹介。「新監督になってどういう野球をやるかは、これからなんですけども」とした上で、「中日だけじゃなくて、阪神でもコーチやっている。これが結構いい方向に出るんだろうと思う」と語った。 共演したDeNA元監督の中畑清さんから「あんな(ガッツボーズの)リアクションするタイプじゃなかったのでは」と問われると、「そういうタイプですよ」とキッパリ。淡々とした口調で「喜怒哀楽をしっかり出すタイプなんでね。若手をうまいこと持ち上げながらやるということはできる」と期待を寄せた。
中日スポーツ