チェルシーがCB補強を検討?…下部組織出身のパレスDFグエイにも関心か
チェルシーがクリスタル・パレス所属のイングランド代表DFマルク・グエイに関心を寄せているようだ。6日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。 現在24歳のグエイはセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤーで、チェルシーの下部組織出身。2019-20シーズン途中にトップチームデビューを飾ると、スウォンジーへのレンタル移籍を経て、2021年夏にクリスタル・パレスへ活躍の場を移した。同クラブではここまで公式戦通算134試合出場し7ゴール3アシストをマーク。現在はイングランド代表でも主力に定着している。 そんなグエイはクリスタル・パレスと2026年6月末までの契約を締結。契約満了までは約1年半を残しているが、リヴァプールやニューカッスルからの関心が報じられていることから、その去就には大きな注目が集まっている。 今回の報道によると、“古巣”であるチェルシーもグエイの獲得に興味を示しているクラブの一つだという。同クラブはフランス代表DFブノワ・バディアシルと同DFウェズレイ・フォファナが負傷離脱していることもあり、今冬もしくは来夏の移籍市場でのCBの補強を検討しているとのこと。下部組織出身のグエイも獲得候補としてリストアップしており、今後の移籍市場でクリスタル・パレスにオファーを提示する可能性があるようだ。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、チェルシーが今冬のCB補強を本格的に検討し、グエイ復帰の可能性についてクラブ内部で議論していると指摘。その一方で、クリスタル・パレスにレンタル移籍中のイングランド代表DFトレヴォ・チャロバーの呼び戻しも選択肢として浮上しているようだ。 なお、グエイに対してはニューカッスルが夏の移籍市場で複数回に渡りオファーを提示したものの、クリスタル・パレスはそれを全て拒否。最後の提示金額は6500万ポンド(約129億円)だったと報じられている。
SOCCER KING