愛知県・大村知事が臨時会見2月1日(全文1)緊急事態宣言の延長やむなし
延長やむなしとは県全体という理解でよいか
司会:それでは、ただ今の知事の発言に関しまして質問をお受けいたします。ご質問がございます方は挙手をお願いいたします。 読売新聞:読売新聞です。緊急事態宣言の延長はやむなしということを【******00:11:39】ということですけれども、これは県全体という理解でよろしいでしょうか。 大村:それはそうですね、県単位でありますので。それと、やはり確かに名古屋市内の患者さんが多く、医療状況はやはり名古屋市内が一番逼迫しているということは事実だと思います。そして今日の午前中申し上げましたが、現時点で名古屋市内の病院に入院されている方が251人、とにかく空けばすぐ入るという感じでありますから厳しいということでありますが、最近の傾向としてやはり名古屋周辺の尾張部、それからまた、三河部の中核市においても、ここのところクラスターの発生などもあって大変、陽性者、患者さんが増えてきているということで、県全体でやはり医療状況が厳しい状況になっているという認識だと思います。ということなので県全体でということを申し上げたいというふうに思っております。どうぞ。
岐阜県とやりとりしているのか
共同通信:共同通信です。緊急事態宣言が延長となった場合は当然、緊急事態措置に関しても現行のものを引き続き延長するという見方でよろしいのかというのが1点と、あともう1つ、岐阜県等では先週、古田知事が愛知県と歩調を合わせていきたいと発言しているんですけれども、岐阜県とのやりとりというのもされているんでしょうか。 大村:まず1点目の緊急事態措置の延長というのは、そういうことになろうかというふうに思っております。そうなりますと、やはり時短協力の協力金についてもまた予算措置が必要になろうかと思いますので、その点はしかるべく措置をしていきたいというふうに思います。 そして岐阜県さんとの関係でありますが、もう先週も先々週も、折に触れてといいますか、電話連絡等で古田知事とはしょっちゅう連絡を取っておりますが、古田さんからは、岐阜県さんからはやはり愛知と足並みをそろえていきたいというふうな意向は聞いているところでございます。もちろんこれは県単位でそれぞれ、国が判断するということでありますが、基本的にはやはり生活圏、そして経済圏域も愛知と岐阜というのは非常に密接でありますし、近いということもありますので、確かに岐阜県さんの数値がだいぶ減ってきて落ち着いてきているというのは事実でありますが、うちが、愛知が解除にならないのに岐阜だけ解除というのはなかなか難しいのではないかということは、そうした意向はお聞きをしているところでございます。その旨、国のほうにも言われていると思いますので、その点は国のほうもそういうふうに判断するのではないかというふうに思います。どうぞ。