「精子提供で報酬」98万円被害 富山市の50代男性
●SNSで仮想通貨詐取 富山西署は25日、富山市の50代男性がSNS(交流サイト)で精子提供を持ち掛けられ、仮想通貨98万円分をだまし取られる架空請求詐欺の被害に遭ったと発表した。 署によると、男性は8月中旬、SNSで知り合った相手から外国人女性への精子提供を勧められた。さらに外国人をかたる女から「30万ドルの報酬を受け取るには税金98万円分の暗号資産を送金する必要がある」と求められた。男性は暗号資産を購入し、指定されたアドレスに送金した。 その後も送金を求められ、不審に思った男性がネットで調べたところ、詐欺サイトであることに気付いた。