【動画解説】低気圧急発達で列島は激しい雷雨に 週末は冬型強まる
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26日(火)、急速に発達する低気圧からのびる前線が日本列島を西から東へと進み、激しい雨を降らせています。前線は27日(水)朝には抜けますが、その後も停滞する低気圧の影響で日本海側では荒天が続きそうです。 26日(火)は正午までに高知県や鹿児島県で1時間に50ミリ近い雨が降るなど、西日本中心に激しい雷雨となっています。急発達する低気圧からのびる前線はその後、東日本や北日本にも激しい雨を降らせたあと、27日(水)の朝には日本の東に抜けていく予想です。
ただ、低気圧はその後も北海道の北のオホーツク海付近に停滞して、日本付近の冬型の気圧配置を強める予想です。そのため、北日本から西日本の日本海側では週末にかけても風が強まり、横殴りの雨や雪が続くおそれがあります。今週いっぱいは荒れた天気に注意が必要です。
一方、西日本から東日本の太平洋側は27日以降、晴れの天気が続きそうです。風はありますが、気温も平年より高いため比較的過ごしやくなるでしょう。 (気象予報士・野口琢矢)