県議会12月定例会開会 112億円余りの補正予算案提案
鹿児島読売テレビ
県議会の12月定例会が28日開会し、112億円あまりの補正予算案などが提案されました。鹿児島サンロイヤルホテルが移転を希望する住吉町15番街区について、塩田知事は事業者の公募に向け委員会を設置する考えを示しました。 28日開会した県議会の12月定例会。鹿児島港本港区の住吉町15番街区について、前回の県議会でホテル・バンケットなどへの利用が容認されたことを受け塩田知事は事業者の公募に向け提案内容を評価する委員会を設置する考えを示しました。 (塩田知事) 「事業者の公募に向けて公募要領案の作成や提案内容の評価等を行うため『住吉町15番街区利活用事業提案評価委員会(仮称)』を設置したいと考えており今回の補正予算に必要な経費を計上しました」 住吉町15番街区には鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルが移転の希望を示していますが、塩田知事は公平性の観点から事業者を公募する考えを示していました。 このほか補正予算案には台風10号などによる災害復旧費や人事委員会の勧告に基づく職員給与の引き上げ分なども盛り込まれ、総額は112億1700万円となっています。 また、塩田知事は香港航空が運航する鹿児島‐香港線が来月23日以降週3便から4便に増便されることを説明。今後の国際便の増便も見据えグランドハンドリングなどの受け入れ体制の強化に引き続き取り組む考えを示しました。 12月定例会は来月20日まで開かれます。