東福岡が愛知・星城との強豪対決にフルセット勝ち、2大会ぶり8強 準々決勝は鹿児島・川内商工との九州対決【春高バレー男子】
◆バレーボール・全日本高校選手権 東福岡2―1星城(7日、東京体育館) 男子の3回戦で、4大会ぶり4度目の頂点を目指す東福岡が星城(愛知)に2―1(25―18、23―25、25―16)のフルセット激戦の末に下した。 ■石川祐希、古賀紗理那…バレーボール・パリ五輪代表の「春高」時代【写真特集】 2大会ぶりの8強に進出。昨夏の全国総体で準優勝、昨秋の国民スポーツ大会でも3位と好成績を残す中、集大成の日本一に向けてまた前進した。 同日に行われる準々決勝では洛南(京都)にフルセット勝ちした川内商工(鹿児島)との〝九州対決〟に挑む。 第1セット序盤は一進一退の攻防も3―3からエースの松下晃大(3年)の得点などで、3―3から4連続で得点を奪いペースをつかんだ。激しいラリーの応酬でも粘り勝ちポイントを重ねた。終盤に追い上げを許したが振り切り、このセットを先取した。 第2セットは主将の照屋舜(同)が押し込むなど粘り強い攻撃で優勢に進めたが、星城も効果的なブロックなどで応戦。15―15の同点からはシーソーゲームの様相を呈し、最後は星城が取り切り、タイに持ち込んだ。 第3セットも前セットと同様に序盤から激しい攻防が繰り広げられる中、東福岡は安座間琉新(同)のサービスエースなどで加点。要所で高さのあるブロックも効果的で、中盤の5連続得点などで勝ちきった。 ▼▼バレーボール・パリ五輪代表の「春高」時代【写真特集】▼▼