「衣替え」シーズン到来!グッと手間を減らすには?衣類を長持ちさせる工夫も
「衣替えをしない派」はどうやってそれを実現している?
次に「衣替えをしない」と答えた人に、しないで済む秘訣を聞きました。まず、しない派の服の状況を聞いたところ、このような割合になっていました。 <衣替えをしない・内訳>(86人中) 季節ごとに分けて手が届く範囲に収納している・・・43.0%(37人) さまざまな季節の服が混ざっている・・・32.6%(28人) 服が少ないorクローゼットが広いため、ほとんど収納の必要がない・・・24.4%(21人) さまざまな季節の服が混ざった状態で収納している人もいれば、夏服・冬服それぞれの保管場所を別々に用意している人もいるなど、「衣替えをしない」派にもいろんなケースがあるようです。 あわせて具体的なポイントについて聞いたところ、なるほど!と膝を打つアイディアが集まりました。 「ワードローブは季節問わず着られる薄手の長袖や半袖にして、アウターで調整。衣替えを要するほど洋服を持たないようにしている」(41歳/主婦) 「すべての服をハンガーにかけて収納しているから」(43歳/主婦) 「春夏用のボックスと秋冬用のボックスを分けているので、季節によって開ける引き出しを変えるだけ」(33歳/その他) 「かさばる冬物のコート類はクリーニング店の保管サービスを利用している」(52歳/総務・人事・事務) 「クローゼットの中の収納ケースに、衣類を四季ごとに分けて収納しているので衣替えをする必要がない。天気や気温によってすぐ着たいものを選べるので便利です」(51歳/主婦) 寄せられたコメントに共通するのが、洋服の大規模な入れ替えをしないで済むようにするという点。よく考えてみると、持っている服の量と収納スペースの広さに差があるから季節ごとに洋服を入れ替える手間が生じるわけで……。まずは服の量と収納エリアのキャパシティの見直しが大きな一歩かもしれません!
その他、衣類を長持ちさせるためのこんな工夫も
収納してから次に着るまでの間で気になるのが、衣類の劣化。いざ着ようと取り出したら色がくすんでいたりニオイが気になったり……。そんなトホホを防止する工夫についても聞きました。 「クローゼットの扉を開けて、できるだけ換気するようにしている」(37歳/その他) 「湿気取りや防虫剤の有効期間を守って取り替える」(35歳/総務・人事・事務) 「季節の終わりにはきちんと洗濯して乾燥させてからしまう」(43歳/主婦) 「型崩れや折りたたんだ線が残りがちなジーンズは、二つ折りにしてハンガーにかけて保管」(55歳/主婦) 「カビ防止のために、一度洗ってあっても衣替えのたびに必ず洗い直す」(52歳/その他) 「絶対に傷ませたくない大事な洋服は、衣類用のチャック付き袋に入れて保管。虫食いや湿気の心配もないし、何が入っているのかも一目瞭然。空気を抜けば収納場所も取らずラクです」(42歳/その他) リビングなどの生活空間とは違って、どうしても閉めっぱなしで湿気がこもるクローゼットの換気や除湿は忘れがちなポイント。しまう前の汚れの確認や畳み方の工夫も参考になりますね。 今回は、衣替えをする派・しない派さんそれぞれに、実践している衣替えの負担軽減アイディアを教えてもらいました。「そうすればよかったのか!」という気づきがあった人も多いのではないでしょうか? 衣類を長持ちさせる工夫と合わせて、少しずつ、ラクで機能的な方法を取り入れていきましょう!
三上 六花