【巨人】大勢「打席は回ってくるのかなって思っていた」 1年3か月ぶりの回またぎも無失点 25セーブ目挙げる
◇プロ野球セ・リーグ 巨人5―0広島(12日、マツダスタジアム) 巨人の守護神・大勢投手が8回2アウトからマウンドに上がり、回またぎで1回1/3を無失点に抑えて25セーブ目を記録しました。 【画像】完封勝利で広島を3タテし笑顔を見せた阿部慎之助監督 3点リードの8回、3番手のバルドナード投手が2アウト1、2塁のピンチを招いたところで降板すると、大勢投手が登板。このピンチを切り抜けると、続く9回のマウンドも無失点に抑えて、25セーブ目を挙げました。 2023年6月3日の日本ハム戦以来の回またぎとなった大勢投手は「打席は回ってくるのかなって思っていた。ブルペン出る時に内海(哲也)さんも『打席に立たせてあげるからいってくれ』と言われたけど、バックスクリーン見たら7番だった。やられたなと思いながら投げました」と、楽しみにしていた打席は回ってきませんでしたが、見事1回1/3を無失点に抑えました。 また9月に入る前に、阿部慎之助監督から中継ぎ陣は3連投と回またぎがあること伝えられたことを明かし、「三振だけでなく、状態が悪いときでもアウトを取れる方法はある。確立の高いアウトの取り方を考えながらマウンドに上がれば大丈夫」と準備万全。 この日の勝利で2位広島ともゲーム差が4に広がり、巨人は残りは16試合。大勢投手が2年ぶりの30セーブに到達できるのかも注目です。