もうすぐ40歳です。新NISA「月3万円」の積立投資ではいくらになりますか?年利1~6%でシミュレーション
2024年から新NISAが始まりました。筆者も新NISAを活用していますが、毎日コツコツとお金が増えているのをみると嬉しくなるものです。 【シミュレーション結果を見る】新NISAで月3万円・25年間!年利1~6%でいくらになる?積立額・年数別に確認 運用の世界において「非課税制度」であるNISAは画期的なものであり、老後の資産形成におすすめする声もよく聞かれます。 しかしこれまで資産運用に無縁だった方にとっては「良くわからなくて怖い」「元本割れが怖い」と感じる方も多いはずです。 また今の情報社会では調べれば調べるほど、運用や投資は何から手を付けて良いのかわからない、自分に合っている投資方法は何なのかわからない、と迷われてしまう方もたくさんいらっしゃいます。 そこで今回は、筆者のお客様でも多い年代である40歳の方を想定して、NISAを開始した際のシミュレーションを確認していきたいと思います。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISAの概要をおさらい。年間投資枠はいくらまで?
まずは2024年からはじまった新NISAの概要を確認しましょう。新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠があり、併用可となっています。 ●新NISA「成長投資枠」 ・年間投資上限額:240万円 ・非課税保有期間:無期限 ・投資対象商品:上場株式・投資信託など ●新NISA「つみたて投資枠」 ・年間投資上限額:120万円 ・非課税保有期間:無期限 ・投資対象商品:投資信託やETF 非課税保有限度額(総枠)は1800万円(うち成長投資枠1200万円)で、枠の再利用が可能となっています。 従来のつみたてNISAが「つみたて成長枠」、一般NISAが「成長投資枠」となりました。旧制度では併用不可だった制度ですが、新NISAでは「つみたて成長枠」と「成長投資枠」の併用が可能になったことが大きな変更ポイントです。 また、年間投資上限額は成長投資枠で240万円、つみたて投資枠で120万円になりました。 他にも非課税保有期間が無期限になるなど、長期的な資産形成が可能になったことも利点として挙げられます。