「今は野球を楽しむというベースをつくって」松坂大輔さんが野球教室で子供たちにエール
日米のプロ野球で通算170勝を挙げた松坂大輔さん(44)が9日、福岡市内で野球教室を行い、子どもたちにエールを送った。 ■侍主砲候補がモデル妻と〝新婚2ショット〟【写真】 イベントはソニー生命保険が主催し、福岡市内の軟式野球チームに所属する小学校高学年の23人が参加した。松坂さんは子どもたちのキャッチボールの相手を務めながら、身ぶり手ぶりで指導。「キャッチボールは相手のことを思いやって投げることが必要。コミュニケーションの手段として、お互いを知ることができる」と説明した。 投手としての技術だけでなく、豪快なバッティングも披露して、打撃面のアドバイスも送った。トス打撃で強烈な当たりを放つと、子どもたちだけでなく、保護者や指導者からも歓声が上がった。 トークショーでは「どうすれば速い球が投げられますか」「軟式野球から硬式野球に変わる時に気をつけることは」などの子どもたちの質問に対して、自らの経験を交えて丁寧に回答した。 子どもたちに向けては「まずは楽しむことが大切。これから数年が過ぎれば難しいことに直面するかもしれない。困難な場面にぶつかった時に『野球が好きだ』という気持ちが上回ってくれたらいい。今は、野球を楽しむというベースをつくってほしい」とエールを送った。
西日本新聞社