【高校受験2025】富山県立高入試、実施要領を公表
富山県教育委員会は2024年11月18日、2025年度(令和7年度)富山県立高等学校入学者選抜実施要領を公表した。全日制課程は34校で6,024人を募集する。一般選抜の学力検査は、2025年3月6日と7日に行われる。 【画像】学力検査の時間割
2025年度富山県立高等学校入学者選抜では、全日制課程34校で、前年度比82人減の6,024人(全国募集6人含む)を募集する。このうち、推薦選抜を実施するのは27校62学科で、定員は1,190人。定時制課程は約960人、通信制課程は約300人。
一般選抜の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語(聞き取りテストを含む)の5教科。配点は、各教科40点。富山県教育委員会教育長の委嘱する検査問題作成委員会が検査問題を作成し、県下一斉に実施する。
一般選抜で傾斜配点と実技検査を実施するのは、富山北部(体育)と呉羽(音楽)の2校2学科。面接を実施するのは、中央農業の1校3学科。
一般選抜は、調査書などの資料と学力検査の成績などに基づいて能力・適性などを判定する。調査書評定点は、2年次の各教科の評定点45点満点、3年次の各教科の評定それぞれを2乗した評定点90点満点、特別活動など学習記録以外の記載事項を換算した評定点15点満点の計150点満点で算出する。
選抜にあたっては、調査書評定点と学力検査の成績を同等に扱い判定することを原則とするが、調査書評定点または学力検査の成績が募集定員(推薦入学者選抜の合格内定者数を除いた数)の上位10%以内にある場合は、調査書評定点または学力検査成績の一方により判定できる。
一般選抜の志願は1校1学科に限る。ただし、工業または商業に関する学科を志願する者は、同一校の学科内に限り、第2順位まで志願できる。第2順位を志願する場合は2つ以上にわたることが可能。富山・富山中部・高岡の普通科または理数科学科・人文社会科学科を志願する者は同一校の理数科学科・人文社会科学科または普通科に限り、南砺福野の普通科または国際科を志願する者は同校の国際科または普通科に限り、第2順位まで志願できる。