北海道のソウルドリンク、カツゲンは受験生の味方!? 雪印メグミルク「酪農と乳の歴史館」でランパンプスがその秘密に迫る!
寺内:それで十何年後かに軍から飲料依頼されるくらいまで成長してるってことですか? すごいっすね! 菅谷:このマークも大正15年に作ったんです。真ん中が北極星で周りは雪の結晶ですね。
寺内:北海道象徴する北極星と純白清潔の雪! 菅谷:今はミルクの澪のモチーフがついて、少し変わっているんですけども、雪印乳業時代まで使われていました。実は、北極星をシンボルマークに使っている北海道にゆかりのある会社はいくつかあるんです。 寺内:北海道ではなじみ深いモチーフなんですね。 菅谷:五稜星といって開拓使のシンボルマークなんです。 寺内:ロクピーチーズの形もこんな形ですよね。 菅谷:ちなみにその商品は弊社が商標を取っているんですが、実はロクピーじゃなくて正しくは「ロッピー」なんです。 寺内:えっ?! ロッピーチーズなんですか?
渋沢:パッケージの横にカタカナでロッピーって書いてあるんですよ。
寺内:すげー小さく「ロッピー」って書いてある! 小林:ほんとだ! ちっちゃすぎですよ(笑)! 寺内:「ロクピーじゃなくてロッピー!」ってCM作れそう! 小林さん、ロクピーチーズじゃないの知ってた? 小林:いや、これはロクピーチーズだよ(笑)。 菅谷:ここでは実際に使っていた機械類、道具を展示しています。こういう形のもの見たことあるんじゃないですか?
寺内:ハイジで見た! 菅谷:輸送缶といって牛乳を入れて運ぶものになります。一般のものより小ぶりなサイズですね。 小林:牛一頭から一日どのくらいの牛乳が取れるものなんですか? 菅谷:大体30リットルくらいですね。 寺内:そんなに取れるの!? 30リットルの生乳って30リットルの牛乳になるんですか? 菅谷:牛乳というものは何も足さないし、何も引かないので、ほぼまるまる牛乳になります。いろんな工程はあるんですけど、基本的には殺菌をして容器に詰めるのが牛乳なんです。 小林:これなんですか? 宇宙船みたい。