12日からS級ミッドナイト開幕 22時半に走る競輪選手は対策バッチリ!?「24時には寝れますね」
武雄競輪場のミッドナイト「オッズパーク杯(F1)」が12日に初日を迎える。S級予選6Rを走る松岡健介(46歳・兵庫=87期)に話を聞いた。 メンバー表を眺めるなり「そうだ、競走得点順だった。ラッキー」と身を乗り出した。ミッドナイトの番組は1番車から7番車までを競走得点順に配置する。同レースは1番車に松岡、そして2番車に後輩の藤井栄二(33歳・兵庫=99期)が入り俄然、内枠が有利とあって気持ちも軽くなる。 問題はS級選手が普段、走る機会の少ないミッドナイトシリーズということ。ナイター開催とはまた違い、時間の過ごし方も異なりルーティンなどが狂い、本番までにコンディションを整えきれない選手もいると聞く。だが、松岡はその辺も抜かりない。 「ミッドナイトを走るのはもう4回目。(S級では)多い方でしょう。かなり前に小倉で2日制のミッドナイトがあったんですけど、そのときは体調を崩しました。でも早寝、早起きと慣れていけば、夜はきついけど体調を崩すことはなくなりました」とすっかり順応している。 6Rの発走は22時30分。 「それなら24時には眠れますね。早寝、早起きです」と改めてミッドナイト対策を確認した。(netkeirin特派員)