【射撃】無課金おじさん「日本がメダルを取るには?」の問いに熱弁「まずは射撃を始めること」
パリオリンピック(五輪)射撃混合エアピストルで銀メダルの「無課金おじさん」ことユスフ・ディケチ(51=トルコ)が、子どもたちへ熱いメッセージを送った。7日、栃木・宇都宮市内で日本トルコ親善射撃競技大会の公式練習に参加。3日の来日後は日本のファンと交流を重ね「規律があって、お互いに敬意を払う。私は日本人のことが好き」と笑顔を見せた。 サインや写真撮影を求める人々の列には子どもたちの姿もあり「若者は未来がある。まずは何かに取り組んでください」と、自分が没頭できることを見つけてほしいと切望。感謝の大切さも強調し「お母さん、先生、あなたが生きている国を愛してください。そしてたくさん努力をしてください」と願った。 報道陣からの「日本が射撃でメダルを取るために必要なことは?」との問いには「まずは射撃を始めることです」と即答。51歳にして初めて五輪でメダルをつかんだ自身の経験を踏まえ「メダルを取るには射撃を始めないといけません。世界チャンピオンや五輪のメダリストになるためには、練習をして努力をしないといけません。始めただけではメダルを取れない。1歩を踏み出してから、歩む道は長い。私はそれを24年歩み続けています」と努力の大切さを説いた。