ミズノが赤外線で下着が透けないユニフォームを開発、公式サイトで発売
「ミズノ(MIZUNO)」が、赤外線による盗撮を防ぐユニフォームを開発した。パリ五輪に出場するバレーボール日本代表選手など14の競技で着用される。 【画像】バレー女子日本代表ユニフォーム 青のデザイン
同ユニフォームは、パフォーマンスの向上を追求するアスリートの無限の広がりを表す「MUGEN CONCEPT」を反映したユニフォームとして発表。これまでもミズノは「可視光による透け対策と動的パフォーマンスの両立」を課題にユニフォームを開発してきたが、カメラの高機能化による被害の拡大に伴い、「アスリートに対する盗撮」をテーマに設定し、「赤外線防透け生地」の開発に至ったという。生地の開発に際してミズノは、高機能材料を取り扱う住友金属鉱山と、複合材料技術に長けている共同印刷と協業。スポーツウェアとし必要な伸縮性や通気性など基本機能を残しつつ、繊維に赤外線を吸収する材料を使用した。 同素材を使用したユニフォームは、ユニセックスの「オーセンティックドライエアロフローラピッドTシャツ」(3色、9350円)に加え、国内14連盟/協会のうち卓球やバレーボールなど計7種目のゲームウェアに搭載。卓球女子日本代表が着用する「ゲームシャツ」(4色、1万2100円)と「ゲームスカート」(4色、1万2100円)のほか、「2024バレーボールオーセンティックシャツ」(9色、各2万3000円)などを公式オンラインストアで販売している。