フィギュア、宙返りを容認 ジャンプ1減、五輪後から
国際スケート連盟(ISU)は13日まで米ラスベガスで開いた総会でフィギュアのルールを改正し、危険な技としてきた宙返りを新たに容認し、減点の対象外とすることになった。男子のアダム・シアオイムファ(フランス)が試合で後方宙返り(バック宙)をして賛否両論が起きたが、ISUは「非常に華麗で、不正な動きに含めることは、もはや論理的ではない」と結論付けた。 男女フリーのジャンプ数は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪後の26~27年シーズンから一つ減って計六つとなる。表現面により比重を置く狙いで、連続ジャンプを3度から2度に制限する。