T・ヘルナンデスとドジャースの再契約「遅延の原因はドジャース側」と米記者 競争激化の可能性も…
テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)とドジャースの再契約について、ド軍の地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者が8日(日本時間9日)、自身のX(旧ツイッター)で言及した。 T・ヘルナンデスをめぐっては、ドジャースと再契約する見通して「最終段階を詰めている」などと先週、米メディアが報じた。 ただ、依然として再契約には達しておらず、カムラス記者は「ドジャースとテオスカー・ヘルナンデスは新たな契約に向けて前進している。しかし、遅延の原因はドジャース側にあると情報筋が私に伝えた」とXに投稿した。球団がまだフアン・ソト争奪戦から撤退していないことが要因とみられる。 また、ソト争奪戦に参加しているレッドソックスとヤンキースが獲得に失敗した場合、T・ヘルナンデスに興味を持っているとし、再契約合意が長引けば「競争は激化する」と記した。 T・ヘルナンデスは昨オフ、マリナーズをFAとなり、2350万ドル(約34・6億円)の単年契約でドジャースに加入。今季は大谷翔平に次ぐチーム2位の34本塁打、99打点を記録するなど、勝負強さを発揮し4年ぶりの世界一に貢献した。 明るい性格でチームの盛り上げ役も担い、大谷が本塁打を打った際にヒマワリの種を投げて祝福するシーンはファンにとっておなじみの光景となった。シーズン後に再び、FAとなり去就が注目されている。