物価高は想像以上だけど…ソフトバンク史上最多参加ハワイV旅行に見えた球団の誇れる部分【#タカ番24時】
◆記者コラム・タカ番24時 高い、高いとは聞いていたが、想像を超えていた。ソフトバンクの5年ぶりとなる優勝旅行に同行取材。米ハワイは物価高と円安の影響で何かにつけてお金がかかる。 ■「あの小さかった真凜ちゃんが…」秋山幸二さん長女が花嫁姿【写真】 コンビニでペットボトルのコーラ(約600ミリリットル)は3ドル超。マクドナルドのビッグマックセットは11ドル超。1ドル150円を超えているので円換算すると割高ぶりが顕著だ。 メディア業界も経費削減の中、現地取材したテレビ局はテレビ西日本(TNC)のみ。担当者によると、番組の垣根を越えて何とか取材できたという。優勝旅行初日から小久保監督や柳田のインタビューにも成功。3日目には午前6時前から大関のダイヤモンドヘッド登山の収録も行われた。「せっかく(取材に)来てもらっているからいいところを伝えてもらいたい」。西田、水上両広報もバカンスで訪れた選手たちを説得し、番組出演やペン取材にも尽力してくれた。 久しぶりの優勝旅行とあり、球団最多の415人が参加した。莫大(ばくだい)な費用はかかっただろうが、1軍から4軍までのスタッフや家族も招待された。米国でもコーチを務めてソフトバンクに復帰した倉野投手コーチは「(ファームの)スタッフたちに『ありがとうございます』と言われるのがうれしいね。この形はホークス球団の誇れる部分」と目を細めた。帰国前、最後の取材を終え、ランチにちょっとご褒美でステーキプレートを注文した。26ドル…、物価高の日本だが、まだまだハワイに比べれば。ちょっと前向きな気持ちで帰国の時を迎えた。(小畑大悟) 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社