「年末年始は海外旅行」が昨年の約2倍に 9連休で遠方への渡航も増加 インテージ調べ
マーケティングリサーチ会社インテージの調査によると、年末年始の予定に「海外旅行」と答える人は昨年の約2倍になった。 調査で2024年から25年の年末年始の予定について聞いたところ、「海外旅行」は1.3%となり、前年の0.7%に比べて約2倍となった。 海外旅行の旅行先は、「ヨーロッパ」「アメリカ」といった遠方の国の回答がみられ、「アメリカ合衆国:ハワイ」が19.4%で2位にランクインした。TOP3は「台湾」(20.9%)、「アメリカ合衆国:ハワイ」(19.4%)、「韓国」(16.4%)となった。 24年の夏休みの旅行先はアジア圏の国が多かったことに対し、カレンダーに沿って9連休を取得する人が多いことが遠方増加の理由とみられる。 同社は「遠方へ行く人が見られるようになったが、一方予算は平均453,159円で今年の夏休みの海外旅行予算平均(443,058 円)と同水準だった。予算を抑える何かしらの工夫をしているのではと思われる」との見方を示す。 調査は2024年11月29日から12月2日に全国15-79歳の男女5000人を対象に実施された。