NBA殿堂入りのディケンベ・ムトンボ氏が58歳で逝去…ナゲッツやホークスなどで18季プレー
NBAは10月1日(現地時間9月30日)、グローバルアンバサダーのディケンベ・ムトンボ氏が脳腫瘍のため亡くなったことを発表した。 コンゴ民主共和国出身のムトンボ氏は、1991年のNBAドラフト4位指名でデンバー・ナゲッツに加入。アトランタ・ホークス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)、ニューヨーク・ニックス、ヒューストン・ロケッツを渡り歩き、NBA通算1196試合の出場で1試合平均9.8得点10.3リバウンドを2.8ブロックを記録した。18シーズンのNBAキャリアでオールスターに計8度選出され、4度の最優秀守備選手賞、2度のリバウンド王、3度のブロック王を受賞。リーグ屈指のセンターとして活躍し、2015年に殿堂入りを果たした。 社会貢献活動にも積極的だったムトンボ氏は、2017年11月にスペシャルオリンピックスの活動としてアルバルク東京のホームゲームに来場。その後、2022年10月に脳腫瘍のため治療を受けていることが発表されたが、58歳で家族に見守られながらこの世を去った。
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