【写真：Getty Images】

　プレミアリーグのリバプールは、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディの獲得に強い関心を示していると報じられていた。しかし、同選手の獲得に失敗したことで、今夏獲得する選手に注目が集まっている。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間13日に、同クラブが獲得に動く可能性のある選手について報じていた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　リバプールが獲得に動く可能性のある選手として名前があがっていたのが、サッカー日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスのアダム・ウォートンだ。現在20歳の同選手は、昨冬にC・パレスへ移籍するとリーグ戦16試合に出場し3アシストを記録している。今夏開催されたUEFAユーロ2024（EURO2024）にはイングランド代表にも初選出されており、同国でも将来を期待される若手有望株だ。 　同メディアは、「リバプールは、故郷のクラブであるレアル・ソシエダに残ることを決めたマルティン・スビメンディの移籍を逃したが、アンフィールドへの移籍に適応するのに同じ問題を抱えない、より地元に近い選択肢が確実にある。それがクリスタル・パレスのアダム・ウォートンだ」と、リバプールのターゲットに名前があがった経緯を説明。 　さらに、「ウォートン移籍に大金を投じる価値はある」と題して、「今夏に巨額の資金を投じることになった場合、ウォートンはまさにその価値があるタイプの才能の持ち主のように見える。リバプールが現在と将来にわたってこれほど強力な選択肢となり得る若手選手を他に見つけられる可能性は低い」と、稀有な才能の持ち主である同選手獲得の重要性を強調していた。 　そして、「リバプールは昨夏すでに4人のMFを獲得しており、強化すべきポジションは他にもある。しかし、ライアン・グラフェンベルフや遠藤航のようなパフォーマンスがいまいちだった選手たちの代わりとなるのは間違いないため、なぜ彼らがズビメンディを選んだのかは簡単に理解できる」と言葉を続け、「ウォートンは間違いなくこの2人よりは良い成績を残せるはずだ。だからリバプールの課題は単純だ。移籍期間の終わりまでにこれを緊急優先課題にしなければ、もうチャンスはないかもしれない」と、リバプールが獲得に動くべき理由を伝えている。