“サングラス外してガッカリ”回避の【アイクリーム】4選
メンズ美容の研究家・藤村 岳さん(51歳)が、同世代に向けて、オススメを紹介する連載です。年齢や日々の疲れが表れる目もとですが、もしかしてオヤジさん、サングラスを外してガッカリされてません? 藤村 岳のオヤジ美容道
“老け見え”の要・目周りのケアに、オヤジこそ毎日アイクリーム!
久しぶりに友人・知人に会って「何か元気がない?」と思ったら、まず目を見てください。そこに年齢や日々の疲れが表れます。基本的にノーメイクのオヤジ世代の男性ですから、多くの女性のようにアイメイクを施すこともなく、日頃の行いが如実に目もとに出てくるというわけ。 たるみにクマ、シワにシミ……。どれかひとつでも目周りにあると、途端に“老けた印象”に。それだけでなく、どことなく清潔感もなくなってしまうというもの。サングラス外してガッカリなんてことにならぬよう、オヤジさんだからこそ、毎日アイクリームでスペシャルなケアする必要があるのです。
「アイクリームなんて使ったことないよ」というオヤジさんも大丈夫。薬指に適量(アイテムによって異なりますが、米2粒くらい)を取り、左右の薬指を合わせて体温で温めるようにくるくるっと。それから目の下を目頭から目尻にかけて軽~くタッピング。熟れた桃を触るかのごとく、優しく、羽のように軽やかにポンポンと。アイテムにもよりますが、まぶたにも使ってOKなら、気になる目周りにもなじませて。 浸透させようと“こする”のは厳禁。往復させず、目頭→目尻の一方向で。なぜ薬指を使うのかといいますと、最も力が入りにくいから。顔のその他の皮膚の厚みと比べると目の下は1/3程度しかなく、0.5~0.6mmとも。それほど薄くデリケートなので、強くこすると簡単に毛細血管が破れて青黒くなり、さらにそれが色素沈着を起こして黒ずみが定着するという……。ケアするつもりでこするとかえって悪い結果を招くので、必ず優しく扱いましょう。
● 藤村 岳(ふじむら・がく)
男性美容研究家・エッセイスト。1973年生まれ。雑誌・書籍の編集者として、生活情報に携わる中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。テレビやラジオ番組のほか、講演・イベントにも出演。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』『男の身だしなみ100の基本』。