10日号砲、おかやまマラソン受け付け手続き フルは1万5千人エントリー、ランナー「ベストタイムを」
晩秋の岡山路を舞台に10日開催される「おかやまマラソン2024」(実行委、岡山陸上競技協会主催)の受け付けが9日、ジップアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)で行われた。フルマラソンとファンラン(5・6キロ)に出場するランナーたちが次々に手続きを済ませ、号砲を待つばかりとなった。 午前中から窓口には列ができ、ランナーたちはボランティアスタッフからゼッケンやタイムの計測チップを受け取った。フルマラソンに参加する倉敷市の会社員(42)は「走りやすいコースと沿道給食が魅力。体を絞ってきたのでベストタイムを目指したい」と話した。 フィニッシュ地点となるシティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)周辺では、岡山の魅力を発信する「おかやまマラソンEXPO(エキスポ)」が10日まで2日間の日程で開幕。受け付けを済ませたランナー、家族連れらがご当地グルメやステージイベントを楽しんだ。 日本陸連公認コースを走るフルマラソンには全国から1万5千人がエントリー。午前8時45分にジップアリーナ岡山前をスタートし、中心市街地や南部の田園地帯を巡り、ゴールのスタジアムを目指す。制限時間は6時間(41・8キロ地点)。ファンランには1400人が出場を予定する。 大会開催は8回目。10日は岡山市内で大規模な交通規制があり、実行委は公共交通機関の利用を呼びかけている。