桜庭和志の長男・大世「胸を借りるつもりで」 矢地「リングに上げれば平等」
大みそかの「RIZIN DECADE」の公開練習が15日、都内で行われた。今大会でMMAデビューする桜庭和志(55)の長男・大世(26)が父親とともに登場。対戦相手の矢地裕介(34)の見守る中で普段やっているサーキットトレーニングで会場を盛り上げた。 会見した大世は「(矢地さんは)ベテランですし胸を借りるつもりで寝技でも打撃でもやりたい」と気合十分。さらに父親からは「もともと柔道やってたんで、なんか変なかっこつけた動きをするなじゃないですけど、なるべく柔道につながる技をやったらいいんじゃないか」とベースの柔道技を使用することをアドバイスされたという。自身も「どっちかと言ったら寝技が得意なんで、寝技で決めれれば盛り上がると思うし、逆にめっちゃ打撃でやったらそれはそれで面白いのかなとは思います」とデビュー戦勝利へ意気込んだ。 また、対戦相手の矢地は桜庭のサプライズ登場に「ちょっと反則だろ、それにつきますね」と苦笑い。 続けて「お父さんが見ているだろうから、厳しいんだぞっていうのを身をもって教えれたらなと思います。リングに上がればもう平等で関係ないと思う」と先輩としての意地を見せたいところだ。