【教育費】お金をかければ成績アップするわけじゃない? 課金をしても無駄な子の特徴
課金しても無駄な子になるのは避けたい
先行き不透明な社会を生き抜くために、高い学力や武器となるスキルを身につけるよう子どもの頃から習い事や塾通いをしている子は少なくありません。 少子化や共働き世帯の増加で一人の子に教育費をかけやすくなっています。色々な経験を積ませておくことは子どもの将来にプラスになると考えてのことですが、課金してもプラスにならないケースもあります。 とくに以下のような特徴があると「課金しても無駄」になりやすいので注意が必要です。 ・子ども本人のやる気がない ・自分のやりたいことを見つけていない、分かっていない ・塾や習い事先でしかやらない たとえ経済力があったとしても、子どものやる気や向き不向きを考えずに「これをやらせたい」と親が習い事を決めてしまうと、「習ったけど全然身についていない」ということになりがちです。 勉強面で言えば、子どもの勉強を全て塾に丸投げをして家庭で親が勉強の進捗状況を把握しないというケースも「課金して無駄」といえるでしょう。 塾に入るということは学習習慣を身につける、成績を上げる、志望校合格を目指すという明確な目的を持ち、家庭と連携しながら子どもの勉強を見守っていくことが必要です。 その中で親が「勉強を丸投げ」というのは、子どもがやる気を失うことにもつながりマイナスに働きます。月謝を無駄にしないようにするには、子どものやる気を上げていき、本人にあった習い事や塾を選ぶようにしましょう。 そして、塾や習い事の効果を最大限に活かすには「家でも勉強、練習をする」ということは欠かせません。いずれにしても、親がノータッチで何とかなるものではないです。
課金が無駄になることを回避する
子どもの習い事、塾通いを検討する際は「始めたことで子どもがどのようになって欲しいか」をよく考えるようにしてください。 例えば、塾であれば中学受験や学校内容の定着などが思い浮かぶはずです。スポーツ系であれば体力増進、チームワークを学んで欲しいなどがあります。 お金を払うことで何を得られるのかというのを子どもの教育で語られるのは憚れるかもしれませんが、やはりサービスですから「どうなって欲しいか」と思うのは大切なことです。 周囲の家庭がやっている習い事に流されるように入会してしまわないかや、「何となく中学受験をしてみる」と気軽に考えていないか、一度立ち止まって考えてみましょう。 幼児期や小学生の頃は習い事の月謝も比較的お手頃ですが、学年が上がっていくにつれて高くなる傾向があります。スタートラインの月謝と、学年が上がってからの月謝を比較することも忘れないでください。 習い事は子どもの成長を促し、努力をすることの大切さを学ぶなどメリットもありますが子どものやる気、意欲が感じられない時は話し合いをして辞める勇気も必要です。