BE:FIRST JUNON、RYUHEIが語る、ファンへの思い「本当にいい感じなんです」
ソロプロジェクトもスタートした今年
――今年は「One Of The BE:ST」というソロプロジェクトがスタート。第一弾としてJUNONさんのソロ曲が公開されました。 JUNON:まだ理想とするパフォーマンスができていないので、達成できたときに得るものが大きいのかなと思いますが、ソロプロジェクトはシンプルにいえば「楽しい」の一言でした。一曲をフルで自分だけで歌うことがBE:FIRSTになってからは一度もなかったけれど、歌ってみると改めて自分は歌うことが好きなんだと再確認しました。 同時に難しさに直面することもあって、自分の声を色々と重ねているパートもあるので、実際にライブでやったらどこを歌えばいいのかな?と試行錯誤が必要になりそうですが、完璧な状態でパフォーマンスしたいですね。 ――RYUHEIさんのソロはこれからでしょうか? RYUHEI:そうですね。自分の中でヴィジョンみたいなものは持っています。 JUNON:ソーラン節でしょ? 最高じゃん!(BE:FIRST公式YouTube「RYUHEIのかき氷屋さん」参照) RYUHEI:(やんわりスルーして)やりたい音楽は常に変わっていくので、きっと制作直前になって悩みだしそうな気がしますね。反対に、決めすぎてしまうと思い通りにならなかったときに苦しくなりそうなので、なんとなくイメージするくらいがちょうどいいのかもしれません。メンバーみんなそれぞれ違うジャンルを攻めていきそうだし、どんなソロ曲になるのかが今から楽しみです。 JUNON:現時点では、僕とLEOが発表したけど、みんなのためにいいジャンルを残しています(笑)。誰も被らなそうだよね。
初のドームツアーは毎公演、噛み締めたい
――そして今年12月からは初のドームツアー『BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025”2:BE”』がスタート。今年8月にリリースしたオリジナルアルバム『2:BE』を引っ提げ、全国4都市9公演が開催されます。 JUNON:前回は東京と大阪で全4公演、今回は9公演になります。公演数が倍になったとはいえ噛み締めないとあっという間に終わってしまいそうなので、1公演1公演に熱量をかけて臨みたいですね。アルバムを引っ提げたツアーですが、BE:FIRSTも楽曲が増えたこともあって、セットリストを考えるのにすごく時間がかかりました。現段階ではある程度固まっていて、これから自分たちのアイデアで色づけていく段階です。とにかく最高の思い出にしたいですね。 ――RYUHEIさんは地元・名古屋へ凱旋ですね。 RYUHEI:そうですね。バンテリンドームは観客としてライブを観に行ったことがあるので、そのステージに自分が立てると思うとやっぱり感動します。そういえば、今思い出したんですけど、小学生のとき友達の卒業アルバムに「アーティストになるから、感動しすぎて泣かないでね」ってウザいメッセージを書いたことがあったんですよ。 JUNON:え! 僕は友達の卒アルにサインを書いてた(笑)。「僕は有名人になります。今からサインを書いといてあげます!」なんてこじつけて。 RYUHEI:やってること一緒じゃん。僕は地元で音楽をやっている人が少なくて、通っていた学校にも一人もいなかったんです。友達を積極的に作るタイプじゃなかったから、スクールやレッスンに通っていてもずっと一人で淡々と音楽をやっていたんです。だからこうして仲間ができて、みんなと一緒に名古屋に帰れることが楽しみで仕方がない。地元で一番大きいステージでライブができる喜びを噛み締めつつ、感謝を伝えながら最高のパフォーマンスができたらと思っています。 BE:FIRST ビーファースト/SKY-HI率いるBMSGに所属する、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人組のダンス&ボーカルグループ。2021年11月、メジャーデビュー。ハイクオリティのパフォーマンスに加え、作詞・作曲、コレオグラフなどクリエイションにおいても高い感度とセンスを遺憾なく発揮し、アジア、そして世界へ向けてグローバルに活躍中。●JUNON(ジュノン)/1998年5月23日生まれ。東京都出身。RYUHEI(リュウヘイ)/2006年11月7日生まれ。愛知県出身。 BE:FIRSTは『2:BE』を引っ提げ、愛知・東京・福岡・大阪と4都市9公演を回るドームツアー「BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”」を12月21日(土)より開催。 撮影/生田祐介 ヘア/大城祐樹 メイク/マキノナツホ(from hiji) スタイリスト/安本侑史 取材・文/長嶺葉月
FRaU編集部