億り人が教える、「銘柄購入時の価格」を忘れるべき理由
四季報オンライン
中学生から株式投資をはじめ、貯金40万円から累計利益6億円に到達した個人投資家「かぶ1000」さん。そんなかぶ1000さんが読者の皆さんからの質問1つひとつにお答えします。 ご質問は こちら から募集しております。かぶ1000さんに聞きたい株式投資の疑問など、ご応募ください。 ※すべての質問にお答えできない場合がございます。また、記事化以外でのご回答は行いません。ご了承ください。株式投資をするにあたり、買いどき・売りどきを考えるのはとても重要な要素の1つですね。今回は中でも「売りどき」についてのご質問です。 質問:最近はバリュー株が非常に強く、買ったときには割安水準だった株がどんどん高値になっていくと、高値になりすぎでは?と思い、早売りしてしまうことがよくあります。かぶ1000さんは保有銘柄を売却するルールや目安など持っていますか? ※ご質問は こちら から募集しております。すべての質問にお答えできない場合がございます。また、記事化以外でのご回答は行いません。ご了承ください。「保有銘柄を売却するのはどういうときか」というと、多くの人が思い浮かべるのは、利食いや見切り売りなど売るタイミングをどう判断するのか、ということだと思います。 ただ、私は利食いや見切るだけの理由で保有銘柄を売るという感覚は一切ありません。もちろん私は専業投資家ですからほかの収入がないため、毎年、年初にその1年で使うお金がいくらになるのかを家族で話し合い、その金額を年初に証券口座から減資するようにしています。 減資に必要な現金は株式を売却してつくることはありますが、例えば「先行きの相場環境が悪くなりそうだから」や「現金比率を増やすために保有株の一部を売却する」、「大きく値下がりしたのでいったん売って様子を見る」などということはしないようにしています。 なぜなら株価の先行きは誰にもわからないからです。
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かぶ1000