新暫定首相にフィゼメ氏 「治安回復が最重要」 ハイチ
【ポルトープランスAFP時事】政情不安と治安悪化が深刻なカリブ海の島国ハイチで11日、実業家のフィゼメ氏が暫定首相に就任した。 5月末に選出されたコニーユ前首相は、選挙を経た新政権発足まで国を統治する「暫定大統領評議会」と対立し、約5カ月で退任を余儀なくされた。 首都ポルトープランスの8割がギャングの支配下にあるハイチでは同日、着陸態勢にあった米旅客機が銃撃を受け、乗員1人が負傷。フィゼメ氏は就任演説で「最も重要なのは治安回復だ」と強調した。