手作りの帽子をかぶり帰国したブレイキン初代女王のAMI選手(写真：アフロスポーツ)

ブレイキンで初代女王になった湯浅亜実選手（ダンサー名＝AMI）が特技を披露しました。 【画像】初代女王に輝いたブレイキンのAMI選手 パリオリンピックから新競技として登場したブレイキン。AMI選手は予選リーグから華麗なステップやダイナミックなパワームーブで会場をわかせ、決勝ではNICKA選手(リトアニア)に対して、3ラウンドの戦いで3-0の勝利。初代女王に輝き、金メダルを手にしました。 試合中は体全体で激しいダンスを披露しましたが、AMI選手の特技は“編み物”。「メダルケースを編み物が好きなので作って」と取り出したケースはメダルと同じ丸形で表に日の丸、裏にフランスの国旗が描かれています。留め口にはフランスの赤白青で編まれた糸が結ばれていました。隣で見ていたレスリング金メダリストの藤波朱理選手も思わず「かわいい」と目を輝かせました。 AMI選手は「ケースが結構大きくて持ち運びできる大きさじゃなかったので昨日寝れなくて時差ぼけで作りました」と一晩で作ったことを明かします。 また、「テンション上げていこうと思ってパリ行く前に作りました」と同じく日の丸がついた手作り帽子もかぶり、手先の器用さを披露しました。