【NFL】カーディナルスの成功の秘けつは“とにかくWRハリソンJr.に投げること”とOTジョンソンJr.
アリゾナ・カーディナルスのオフェンシブタックル(OT)パリス・ジョンソンJr.はルーキーシーズンを迎える際に、自分がどちらのサイドでプレーするのかも、ガード(G)としてプレーする可能性があるのかどうかも分かっていなかった。
2023年ドラフトで1巡目指名を受けたジョンソンJr.は2年目のシーズンに向けて以前よりも自信を深めている。また、カーディナルスから2024年ドラフト1巡目指名を受けた、大学時代のチームメイトであるワイドレシーバー(WR)マーヴィン・ハリソンJr.の将来に対しては、より強い確信を持っているようだ。
現地16日(火)、すべてはフロントから始まるという信念を持っているジョンソンJr.は――C.J.ストラウド(現在はヒューストン・テキサンズに所属)と共にプレーしていたオハイオ州立大学時代と同じように――カーディナルスのQBカイラー・マレーができる限り頻繁にハリソンJr.にロングパスを出せるよう、十分な余裕を与えることに重きを置いていると語った。
ジョンソンJr.は報道陣に対し、「とにかくC.J.には自分の仕事をしてもらいたいと考えていた。それが俺の仕事だし、カイラーにも自分の力を発揮してもらいたい」と話している。「誰がいるかなんて気にせず、とにかく自分の仕事に集中してほしい。そのためにそこにいるんだから。とにかくマーヴィンに投げれば、うまくいくはずだ。分かるだろ? 俺はそれを楽しみにしているし、すべてはラインでの俺たちの動きから始まると思っている」
2023年NFLドラフトの全体6位でカーディナルスに指名されたジョンソンJr.はルーキーシーズンに、タイトエンド(TE)としてプレーした1回を除くすべてのスナップでライトタックル(RT)としてプレーしていた。現在はレフトタックル(LT)に落ち着き、マレーのブラインドサイドを守るとともに、ハリソンJr.が次々とビッグプレーを生み出すための最初のきっかけを提供することを目指している。