【NFL】カーディナルスの成功の秘けつは“とにかくWRハリソンJr.に投げること”とOTジョンソンJr.
今年のドラフトの全体4位でカーディナルスから指名を受けたハリソンJr.は、即戦力として見逃すことができない選手としての条件をすべて備えている。ハリソンJr.は驚異的な一貫性の象徴であり、オハイオ州立大学では過去2シーズンにそれぞれ14回のタッチダウンと1,200レシーブヤード以上を記録してきた。
オハイオ州立大学での2シーズンでハリソンJr.と共にプレーしていたジョンソンJr.は、そこでハリソンJr.の実力を間近で見ている。ジョンソンJr.がレフトタックルとして成功するとはどういうことなのかや、試合を決定づけるプレーの中で自分の役割を果たすことについて考えを深めたのは大学時代だった。
「俺の考え方はいつもこうだ。つまり、俺が1対1で勝てば、ボールは前に進むってこと」と語ったジョンソンJr.は次のように続けている。
「だから、レフトタックルとしてプレーする上で一番ワクワクするのは、特にプロテクションの時間がちょっと長いプレーだと思う。そういう、レフトタックルが1対1になりがちなプレーは、俺が一番好きなプレーだ。プレーの途中で相手を押さえ込んで、そいつが動けないことが分かったら、ニヤけてしまうからだ。そのとき、“ああ、ボールはあっちに行った”ってなるだろ? ボールがなくなって、それがタッチダウンとか、でかいゲインにつながる。レフトタックルっていうのは、自分の仕事をしっかりやればチームが前に進めるっていう考えを持っておかなきゃいけないと思っている」
先発レフトタックルという新たな役割を受け入れているジョンソンJr.は、再びハリソンJr.とチームを組み、数々のビッグプレーを生み出すことに貢献するのに明らかに喜びを感じているようだ。
それがどのような形になるのかをすでにカレッジで見てきたジョンソンJr.は、カーディナルスでもそれを実現させたいと望んでいる。
「もちろん、カレッジではたくさんの素晴らしい選手とプレーしてきた」と振り返ったジョンソンJr.は「その中の1人がうちに来て、ボールを受けてくれるのはうれしい」と続けた。