「なんとか勝っている姿を届けたい」西武・元山飛優 ファンに感謝の劇的サヨナラ打
◇プロ野球パ・リーグ 西武6X-5日本ハム(1日、ベルーナドーム) 西武が劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、サヨナラ打を含む5打数4安打3打点の活躍を見せた元山飛優選手がインタビューで喜びを爆発させました。 【画像】2軍で活躍する西武・渡部健人選手 西武は2点を追う9回、2アウト満塁のチャンスで代打・栗山巧選手が9球粘っての四球を選び1点を返します。続く元山選手が右中間への逆転サヨナラ2ベースヒットを放ち、土壇場でサヨナラ勝利を飾りました。 この殊勲打でお立ち台に上がった元山選手は「みんなが僕の打順までつないでくれて、最後栗山さんが粘りに粘って、なんとか次にっていう思いで打席に立っていることが伝わったので、この流れに乗らせてもらおうと思って打席に立ちました」と打席前の心境を明かしました。さらに「まさかあんなにいい打球が行くとは思ってなかったんですけど、どん詰まりでもなんでも、まずは1点という気持ちで」と勝ち越しの一打を振り返りました。 この日、サヨナラ打だけでなく5打数4安打3打点の大活躍を見せた元山選手。「本当に苦しいチーム状況ですし、これだけのファンの方が来ていただいているので、なんとか皆さんに勝っている姿をお届けしたいと思って、チーム全員でそういう気持ちで臨んでます」と試合への思いを明かしました。 劇的な形で9月のスタートを切ったということで「シーズンでたくさん負けてきたので、ここから全勝を目指して、そういう気持ちでやっていきたいと思います」と語り、最後には「9月いっぱい勝つぞー!」と絶叫し、球場に詰めかけた満員のファンを盛り上げました。