パナマ代表の巨人・バルドナードがプレミア12開幕戦で力投 回またぎもタイブレイクでサヨナラ負け
◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグA組 オランダ9×―8パナマ=延長10回タイブレイク=(10日・メキシコ) 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」が10日に開幕。メキシコ会場の1次リーグA組で巨人のアルベルト・バルドナード投手が登板したが惜しくも敗れた。 バルドナードは8―8の9回から登板。この回を無失点に抑え、10回から無死一、二塁から攻撃を始めるタイブレークに入った。 先攻のパナマは無得点に終わり、バルドナードは10回も続投。先頭の内野安打で無死満塁となった後、次打者を156キロ速球で見逃し三振、さらに次打者を158キロ速球で空振り三振に抑えて2死満塁としたが、最後は右前にサヨナラ打を浴びた。イニングまたぎで1回2/3を31球4奪三振の力投も敗戦投手になった。 来日2年目の今季は巨人でチーム最多の58登板で2勝3敗9セーブ、26ホールド、防御率2・44。新たに複数年契約で合意して来季も残留が決まっている。 1次リーグB組の侍ジャパンは13日のオーストラリア戦(バンテリンD)が初戦。パナマと侍ジャパンが勝ち進めば、バルドナードが井端ジャパンと対戦する可能性もある。
報知新聞社