トヨタ、「カローラ」「カローラスポーツ」「カローラツーリング」3車種、計11万5206台で改善対策
トヨタ自動車は11月21日、「カローラ」「カローラ スポーツ」「カローラ ツーリング」の計3車種について、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータに不具合があるとして、計11万5206台の改善対策を国土交通省に届け出た。 不具合は、ハイブリッド車のブレーキアクチュエータ用制御コンピュータにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、旋回制動時にブレーキ油圧を適切に調整できないことがある。そのため、一時的に意図どおりの制動力を得られず、予測より制動停止距離が伸びるおそれがある。 改善対策として、全車両のブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。これまでの不具合件数は0件で、事故は発生していない。 対象となる車両の製作期間は、2022年8月24日~2024年11月7日。なお、同件は2024年9月20日付け届出番号「698」にて改善対策届出を行なったものであるが、検証を進めた結果、対象車種の追加の必要性が判明したため、新たに届出するものとなる。
Car Watch,編集部:椿山和雄