【オートレース】3着でV戦線にとどまった森且行 腰回りを修正して準々決勝戦に臨む~伊勢崎G1シルクカップ
◆第48回シルクカップ(G1、10日・2日目、伊勢崎オートレース場) オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は10日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催中のG1「伊勢崎市誕生20周年記念・第48回シルクカップ」2日目・第5R「予選」に出走。破格の試走3秒27を叩き出し、8車立ての7枠から発進しレースを開始した。道中は試走タイムほどの推進力は発揮できなかったが、それでもしぶとくポジションを上げて最後は4番手でゴールインした。レース後、道中の走路妨害で1位入線の松尾啓史が失格に。2位入線の新井裕貴が繰り上がって白星をつかみ、森は3着となった。 ロッカーへ引き揚げて来た森は、前日(8着)に翻弄されまくったクラッチの滑りを無事に解消して、まずはホッとした表情を浮かべていた。「クラッチ板を新品にしたら、滑りは全然なくなりました。初日は全くエンジンを全開にできませんでしたが、今回はすぐに全開だよ~!(超うれしそうに)。試走も出ましたねえ~(引き続きうれしそうに)。エンジンは何もやっていないんですが、やっぱり悪くないんでしょうね。ただ、まだ腰回りが合っていないんだ。本番は風にも負けちゃっていたしね」 初日の最下位大敗で、いきなり厳しい勝ち上がり状況に置かれたが、この日の3着で何とかV争いにかろうじて踏みとどまった。「3日目の準々決勝戦は何着まで行けばOKかな? 2着ぐらいまでに入らないと難しそうだけれど、もうクラッチは大丈夫だし、試走も出た。あとは腰回りの修正をやってみます!」
報知新聞社