「ワクチンが人類に貢献したのは事実」名古屋・河村市長会見1月30日(全文3完)
現在はインフルに比べてコロナの死亡が多い状況
河村:私がGoogleに言ったことは、裏取ってもらってもええけど、本当です。本社を名古屋に変えてちょうと言ったら、うーんと言ったなり返事はなかったですね。本当に。 記者:ありがとうございます。ほかは大丈夫でしょうか。 職員:すいません。健康福祉局医監の松原でございます。先ほどご説明した内容、ちょっと補足をさせていただきます。先ほど市長のほうからインフルエンザとコロナの死亡者の比較というお話がございました。コロナっていうか、インフルエンザが流行したときは通常1年間に1万人当たりの死亡者が全国で出ます。 一方、コロナのほうの死亡者、この3年間、コロナが日本で発見されてから3年余りがたちますけれど、昨日時点で全国6万7000人余りの方がお亡くなりになっております。単純に3年で割りますと1年当たり2万2000人ということになりますが、実は、コロナの感染は、あとになればなるほど爆発的に感染者数が増えております。それに伴って、最近は、死亡率は下がっておりますけれど、やはり死亡者数を実数としたら増えております。従って、最近は、この1カ月、昨年の12月から1月までで1万人を超える方が全国でお亡くなりになっております。そういうふうに右肩上がりに死亡者は増えておりますので、単純に3で割るというのは、たぶんあまり適当ではない。非常に、現在はインフルエンザに比べてコロナの死亡が多くなっている、そういう状況かなというふうに思いますので補足をさせていただきます。
ワクチンは非常に応援している
もう1点でございます。実は前回、1月23日のこの定例会見のときに、ワクチンを打つことによってむしろ感染しやすくなるのではないか、そのようなことを一部の専門家の方がおっしゃっているという話になりました。そのときに、抗体というのは通常、スパイクタンパクに付いて感染を防ぐほうに働くんですが、その付き方によってはむしろ感染しやすくなる、そんなメカニズムをおっしゃっている先生がある。そのメカニズムについて、私、ADRといってお話をさせていただきました。正しくはADE、Antibody-Dependent Enhancementの略で、日本語では抗体依存性感染増強と申しております。ADRではなくてADEでございましたので訂正をさせていただきます。申し訳ございませんでした。以上です。 河村:以上が名古屋市のドクターのご見解ですけど、コロナ死亡者については、要するに、ほかの持病があった場合でも、コロナにちょっとかかっとっただけでも、その中にカウントしていて出るということだから、なかなかそれは、本当にコロナで亡くなったのかどうかは、必ずしも正しくはないというご意見もあると。ご意見もね。 ということでございまして、ワクチンについては、しかし名古屋は水ぼうそう、おたふくかぜと、あんまり自分のことを言ったらいかんけど、この間、私も帯状疱疹のワクチンの1回目は打ってきましたけど、名古屋はこれ、半額助成しておりましてね。だからワクチンは非常に応援しとるんです、実は。だけど今回のコロナのワクチンのメッセンジャーRNAという新型のこういうものが本当にどうなのかという議論があるということだけど、ワクチンそのものは、やっぱりなんといっても、日本の【****00:55:51】ありますけど、やっぱり結核から人類を救った、完全に断言はできませんが、まだですね、いうことは事実なんで、これはなかなか、本当に重大な貢献をワクチンは人類にしてきたということは、これは事実ですよね。