佐藤琢磨の"愛弟子"太田格之進がIMSAで世界デビュー決定! 来季体制を発表したHRCが2025年もモータースポーツを盛り上げる
期待の新星ドライバー・太田格之進選手がIMSAに進出
新たにHRC USのセミワークスとなったIMSAの93号車に、太田格之進選手が搭乗することが発表された。すでにシミュレーターやIMSA公式テストをこなすなど順調に経験を重ねており、2025年1月末のデイトナ24時間レースで初出場を果たす予定だという。 2024年度は、スーパーGT GT500クラスと全日本スーパーフォーミュラ選手権の二足のわらじを履いた参戦体制で、全日本最高峰のふたつのカテゴリーで大活躍を見せた太田選手が、とうとう世界への第一歩を踏み出したというわけだ。 発表会の会場では、太田選手がHRC エグゼクティブアドバイザーの佐藤琢磨選手とともに登壇。3歳でカートレースを始めて以来、念願であった世界への挑戦の場を作ってくれたHRCや関係者に感謝の意を述べるとともに、「今回の挑戦は、まずはスタート地点に立てたということで、これからも努力をしてゆく。どんどんと世界に認められるドライバーになってゆきたい」と意気込みを語った。 佐藤琢磨選手は、太田選手は数年前のHRS時代から注目していた選手であり、ハイレベルなIMSAは多くを学べる機会になるだろう、と期待を寄せた。同時に、この太田選手の活躍が多くの若手ドライバーの刺激になり、世界に羽ばたく日本人ドライバーが生まれるサイクルができることを願っているとコメントした。 本年度も多くのステージで輝いたHRC陣営だが、太田選手の世界への挑戦をはじめとして、2025年度のHRCの活動が、本年度以上に見逃せないものになることは間違いないだろう。
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