「ん、なんだ…?」釣具メーカーが作った『落下防止コード』が凄すぎる、考え抜かれた構造に感激。
日本が世界に誇る総合釣具メーカー「DAIWA」。近年はロッドやリール、ルアーだけでなく、小物や便利グッズのクオリティがスゴイ!!2024年もDAIWAからはアングラーを快適にするアイテムが続々とリリースされるなかで、釣り小物を「さらに使いやすくする!」+αのグッズがリリースされたのでご紹介したいと思います! 【画像】「これは便利すぎるだろ…」アクセサリーランヤードの写真ギャラリー
解説するのは編集部イチのマルチソルトアングラー・大木
元大手釣具量販店勤務。ソルトルアーゲームを中心に楽しむ湘南ボーイ。シーバスを釣るためだけに住む家を決めるという徹底ぶりだが、そのお手軽な釣りの感覚になれてしまい、長時間の釣行では息切れする(寝てしまう)ことも多々。特技はモノマネ。少ない時間をやりくりして釣り場に向かうアラフォー突入中の36歳。ライトゲームも大好きで現在はバチコンアジングにも沼り中!
ロッドやリールだけじゃない!「アクセサリー」の進化も見逃さないで!
年々技術革新が著しい日本の釣具。かつてのハイエンドテクノロージが今ではリーズナブルな価格帯のものにも普及され、どの釣具を使用しても高い水準で快適な釣りが楽しめます。特に長年釣りをしているアングラーからすればそれはより強く実感していることでしょう。そのようなにパフォーマンスの高さを感じるタックルはロッドやリールなど「主役級」のアイテムに目が行きがちですが、実は違うのです! 我々の身に纏っている「アクセサリーアイテム」の進化こそが、主役級アイテムの存在を引き立てフィッシングパフォーマンスを高めてくれているのです。 今回はそんな我々の釣りを+αで快適にしてくれるアイテムがDAIWAからリリースされたのでご紹介しましょう。
アクセサリーランヤード(DAIWA)
魚が釣れたときはもちろん、ルアー変更や糸の結び直しなどに使用するプライヤーやフィッシュグリップなどをすぐに使えるよう体の一部に繋ぐひも状のスパイラルコード。 DAIWA以外のルアーを中心としたメーカーからも様々なタイプのものがリリースされ、おそらくゲームベストを着用するソルトアングラーや、バッグひとつでランガンするオカッパリのバス&シーバスアングラーなどは使用している人が多いことでしょう。 DAIWAでも尻手ロープという製品名でリリースされており、ラインカッターなどの軽量のアイテムからタックルの落下防止用のモデルなど幅広いラインナップでリリースされています。 上記のアイテムはどちらかといえばルアーフィシングよりも磯釣りや船釣りなどでの使用を前提にリリースされているものでした。 しかし一昨年にリリースされ、主にフィッシュグリップのセットアップを意識した「セーフティストラップ」などをはじめ、近年ルアー系アクセサリーにも力を入れている同社から遂にリリースされたのがこの「アクセサリーランヤード」なのです。 アクセサリーランヤードは一般的なウレタン素材でコイル状になったランヤードではなく、布タイプの伸縮コード。 前者はこれまでに多くのメーカーがリリースされ、使い勝手のよいアイテムとして様々なアングラーが使用していました。しかし、コイルタイプのものはラインが引っかかたり、ウレタン素材のものは長年使用すると紫外線などによる強度や耐久性の劣化、さらには付属するリングが錆びてしまうことなども…。 しかし、アクセサリーランヤードは布製のため糸絡みが少なく、コード本体の癖もつきづらい。ベストやプライヤーなどの接続部品も錆が発生する部品も極力排除しています。またプライヤーなどをつなぐリングの手前はバックルになっているので、コードが邪魔になる場合は取り外しも可能。 ラインナップも2サイズ展開で、軽量かつしなやかなショートタイプのSサイズはプライヤーなどを。最大強度15kgもあるLサイズはランディングツールと使用するアイテムによって使い分けられるのです。