大事な日を目前に肌荒れが!美容家・瀬戸口めぐみさんが教えるスーパーレスキュー術|STORY
春は大小たくさんのイベントが重なる時期。卒業式や入学式、勤め先で新メンバーが加わったり、コミュニティに新たなママ友がジョインしたりと「初めまして!」の機会も増えそうな予感。卒業式や入学式では、一生の記念になるような記念写真を撮ることもあるだろうし、「最高にきれいな自分」にもっていきたい。でも、そんな時に限って肌荒れが! 準備をはりきりすぎて「本番に弱い人」も少なくないのでは? 有名俳優、女子アナたちの肌管理を一手に引き受ける、美容家の瀬戸口めぐみさんにレスキュー術をお聞きしました。
ブツブツ?カサカサ?そもそも肌荒れってどういう状態?
最初に「肌荒れ」の定義からおさらい。肌荒れと聞いて、どのような状態を思い浮かべますか? ニキビや吹き出物がポツポツと、場合によってはゴロゴロとできてしまう「ブツブツ」系と、いわゆる「手荒れ」のようにガサガサとウロコのような皮むけを起こしてしまったり粉をふいてしまう「カサカサ」系。どちらも「肌荒れ」です。 瀬戸口さんは「ブツブツもカサカサも、どちらも肌内で炎症が起きてしまい、極度の水分不足が招いてしまうトラブル。精神的や肉体的なストレスや、睡眠不足が原因になることが多く、それによってミネラルが失われることが肌荒れの原因となります」と言います。そして、イベント当日から逆算して1週間前から糖分と塩分の摂りすぎに注意することと、意識して水を飲むことをおすすめしています。「特に赤みが目立つときは糖質の摂りすぎに注意してください」
ブツブツ&カサカサどちらにも効果的な「冷タオル」
「吹き出物系にも皮むけ系にも効果があるのが冷タオルです。ブツブツもカサカサも、どちらも炎症であり、肌の内側に熱を抱えています。まずはこれを鎮静させるのがレスキューの近道。お手入れの前に30秒、顔をそっと冷タオルで押さえて」 瀬戸口さんはサロンにも自宅にも、水で濡らして軽く絞ったタオルをビニール袋に入れて冷蔵庫に常備しているそう。 「特に夜のお手入れ前に行うと効果的。1日の終わりは脳疲労がピークになり、眼精疲労も溜まっています。それをそのまま引きずってケアするのか、落ち着かせてからケアするのかで、効果はだいぶ変わってきます」 暑い時期になると、朝もむくんできますから、スキンケア前に冷やしてあげる。紫外線が強くなると赤みムラが出てきますが、それも解消できて、すっきり明るい肌に!