オリックス・岸田監督、25年3・28開幕戦の必勝誓う 開幕投手に宮城を指名済み「やってくれると信じている」
高知市内で秋季キャンプを行っているオリックス・岸田護新監督(43)が8日、2025年3月28日の開幕戦(対楽天、京セラ)での必勝を誓った。本拠地での開幕白星となれば2010年以来、15年ぶり。記念すべき初陣を勝利で飾るべく、今季5位に沈んだチームの底上げを図る。 143分の1ではない。勝利への渇望が言葉ににじんだ。「3・28」の開幕戦に向け、岸田監督は同じフレーズを繰り返した。 「勝ちたいですよね。毎年、勝つつもりでやっているので。勝ちたいですね」 7日に来季のパ・リーグ公式戦の日程が発表され、岸田オリックスの初陣は3月28日の楽天戦(京セラ)に決まった。三木新監督が指揮を執る相手との戦いに「(お互いに)新しい体制でどうなるか。盛り上げられたら」と力を込めた。 チームは直近10年の開幕戦で2勝8敗と大きく負け越しており、ホームで白星発進となれば2010年以来、15年ぶりとなる。指揮官は3日に来季の開幕投手に宮城を指名済み。心身ともに早い時期から準備させるためで、新シーズンを占う重要な一戦を今季7勝と不完全燃焼に終わったエースに託す。 「彼(宮城)もそうですけど、選手みんな、やる気なので。やってくれると信じている」 来季こそスタートダッシュを決めるため、まずは高知で鍛錬を重ねる。(織原祥平)