マラソンとピクニックのいいとこどり、長距離走が楽しくなる「マラニック 」のススメ
マラニックのいろいろな楽しみ方
そうはいっても、もう一つイメージがわかないんだけど、具体的にはどうすればいいの? そんな方に向けて、さまざまなテーマでのマラニックの例をご紹介してみようと思います。 《例その1:パン屋さんめぐりマラニック》 おいしいパンが好きという人は多いですよね。おしゃれなお店も増えています。そんなパン屋さんをいくつかまわるマラニックです。行きたいお店をいくつかピックアップしたら、間の距離を測ります。走れなさそうなら途中で電車やバスもありです。予約が必要なお目当てがあるなら、時間の余裕をもって手配しておきましょう。
行きにくい場所にあるお店こそマラニック向け! 現地で食べてもいいのですが、店舗の前で飲食をしていると嫌がられることも多いです。こんな時は、近所の公園の位置を調べておいて、そこでゆっくりするなどしましょう。小さくたためるシートなどあればベンチがなくても座れるのでいいですね。止まっていると体が冷えてくるのでは羽織るものもあるとよいでしょう。家まで持ち帰るなら、リュックで背負えるのがいいですね。手に袋など持っていると走りにくいし、すぐ疲れてしまいますから。
これはケーキ店でも応用できますが、ケーキだとランニングで持ち運ぶと崩れてしまうので、この場合はワンウェイで走っていき、帰りは公共交通機関を使う、などもいいと思います。私の友人は、プラスチックのフォークと紙皿をもって走っていますよ。
《例その2:マラニックdeコンプリート》 例えばお正月に七福神めぐりなどをされる人は多いと思います。御朱印集めも人気ですよね。そうです、それをランニングでするのです。 こういうテーマだったら、やっぱり御朱印帳や領布品を背負って走れるリュックなどあると便利です。紙ものが多いときはクリアファイルもしのばせておくと役立ちます。 こちらも参拝中など止まっている時間が長いので、気軽にはおれるウィンドブレーカーなどがあると安心です。もちろん、お賽銭用の小銭も準備しておきたいですね。 街中ならコンビニが至るところにあるので補給も簡単ですが、もしそれが望めないような場所なら、水などの飲み物も距離に応じて準備しましょう。 神社仏閣以外では、例えばその地域の観光パンフレットに載っている場所をまわってみるとか、小説や漫画の舞台を巡ってみるというのも達成感があっておすすめです。 クリスマスの時期なら、イルミネーションをまわるのも楽しいですよ。(仲間とよくやってます。)