「えっ…、ホント!」自転車をたたまずに乗せられる!? SNSでも反響! JR西日本を走る観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」の魅力とは
●おしゃれで居心地いい!SNSでの評判は上々
もちろん、ラ・マル・ド・ボァには観光列車の楽しさも詰まっています。 車内は木製の内装で、落ち着いて上品な雰囲気。リクライニングシートが用意されているほか、窓に面したカウンター席に座って瀬戸内の島々を満喫することができます。 また、車内限定のグルメは、名物ばら寿司のお弁当や、くだものが特産の岡山らしい贅沢なフルーツタルトセットです。加えて、白桃の濃厚なネクターや備前焼カップも購入できます。 こうしたラ・マル・ド・ボァのユーザーについて、JR西日本の担当者は次のように話します。
「ご友人や家族連れの方を始め、お一人でのご旅行の方やインバウンドの方など様々な方にお楽しみいただいています。異なる運転方面でご乗車になるリピーターの方や、往復でご乗車のお客様もいらっしゃるので、列車に乗ることを目的にされている方もいらっしゃるようです」 見た目にインパクトがあることからラ・マル・ド・ボァに好印象を持つ人は多く、SNS上でもさまざまな感想があがっています。 いちばん多いのは、「とてもおしゃれ」という声です。「おしゃれで居心地がよかった」という人や「自転車置き場やおしゃれな本やアート作品があって、船のラウンジみたい」という声もみられます。なかには久しぶりにラ・マル ことひら号に乗り、「元は通勤電車だが、車内はオシャレなカフェそのもの」と感心する人もいます。 また、「優雅な時間を過ごせる」と満足する人も多いようです。リクライニングシートに座って、ビール片手に岡山の海苔天を食べたり、BGMの心地よさに酔ったりするほか、「日生までの1時間、車窓と車内を楽しもう」と意気込んだりする人もみられます。 あわせて、サイクリストからも好評なようです。 自転車をたたまず持ち込めるうえ「利用は無料、もうウルトラやばい」と興奮する声や、「四国の自転車旅にはよさそう」という声がみられます。また、「岡山まで自転車で来たなら、ラ・マル・ド・ボァも是非乗りたいところ」と迷う人もいます。 車内にアート作品も展示され、きれいで可愛く、車内だけで十分楽しめてしまうラ・マル・ド・ボァ。「大好きな観光列車!いろんなルートがあるから何度乗っても楽しい」という声も多くみられます。 ※ ※ ※ ラ・マル・ド・ボァは全車指定席の普通列車グリーン車です。サイクルスペースは事前予約制なので、列車の予約時に同時に申し込むとよいでしょう。 なお、サイクルスペースが利用できるのは、「ラ・マルせとうち」と「ラ・マル しまなみ」の下り線のみです。その他の区間では自転車をたたみ、袋に収納して乗車します。
Peacock Blue K.K.