【特集】「故郷の仲間たちへ」 ウガンダから日本へ 母国への想いと夢抱きプロ目指す カトーエドリン(読売テレビ「あすリートPlus」)
■「準備はできている」新たなステージへの挑戦
ことし8月に行なわれた試合。「ウガンダスペシャルデー」とされ、カトー選手が主役のイベントゲームとなりました。ウガンダ国歌が試合を彩り、カトー選手の闘志にも火がつきます。 出番は5回、ピンチの場面でやってきました。4点ビハインド、1点も許されない状況での初球は、自慢のストレート。その後も力で押し、相手を追い込みます。そして2ボール2ストライクからの5球目も、強気のストレートで圧倒し、見事ピンチを切り抜けました。 (カトー)「いいパフォーマンスができたので、すごくいい気持ちです。ウガンダにいる後輩たちの目標になれるような、偉大な選手を目指して頑張りたいです」 今シーズン、チームの中継ぎを担ったカトー選手。ことし11月末、2年ぶりの母国への一時帰国が叶ったカトー選手。故郷には、大切なガールフレンドもいるようです。 (カトー)「(写真を見せて)とっても可愛いでしょ。僕がウガンダに帰ったら彼女はびっくりするだろうね。みんなをおどろかせてやるんだ!」 純朴な笑顔は、青春真っ只中の17歳そのもの。野球へのまっすぐな気持ち、そして故郷への強い想いを胸に、ウガンダ人初のプロ野球選手、NPBへの道を目指します。(読売テレビ「あすリートPlus」12月10日放送)