「鶏肉」を使った”家中華”。ネギ油の香りでご飯が進むとびきりのひと皿
ブログやSNSで人気の中華料理愛好家・酒徒さんに、本場で食べ歩いたからこそ伝えられるシンプルで温かい家中華を教えてもらいました。今回は、現地の調理法「葱油(ツォンヨウ)」を使った、絶品煮込み料理を紹介します。
ご飯もお酒もすすむとびきりの一品!
油で大量の小ネギを炒めて香りを出したところに具材を合わせる調理法「葱油(ツォンヨウ)」は、野菜はもちろん、肉と合わせてもうまい。フタをして煮込むだけで、鶏肉の水分と脂で蒸し煮のような状態になり、とびきりのひと皿に。
●葱油燜鶏(鶏肉のネギ油煮込み)
【材料(3~4人分)】 ・鶏モモ骨つき肉(ぶつ切り) 600~700g ・万能ネギ 約13本 ・A[しょうゆ 大さじ1/2~好みで 酒(あれば紹興酒)大さじ1/2 塩、砂糖各小さじ1/2] ・ショウガ 1かけ ・サラダ油(あれば菜種油) 大さじ3 ・万能ネギ(トッピング用・小口切り) 2本
【つくり方】
(1) ボウルに鶏肉を入れ、Aをもみ込み、しばらくおく。万能ネギは15cm長さに切る。ショウガは薄切りにする。 (2) 土鍋(または鍋)にサラダ油と(1)のショウガ、15cm長さの万能ネギの半量を入れる。弱火でじっくりと炒め、万能ネギが焦げ始めたら、万能ネギとショウガを取り出す。 (3) 土鍋の底に(1)の残りの万能ネギを敷き、鶏肉をのせる。強火にしてフタをし、沸騰したら火を弱めて15分蒸し煮にする。 (4) フタを外して強火でほどよく汁気を飛ばし、トッピング用の万能ネギを散らす。 [1人分319kcal]【ポイント】 万能ネギは調味料でもあり具でもあるので、ケチらないこと。最初に取り出した万能ネギもうまいので、ぜひ一緒に食べてほしい。
ESSE編集部