『今日好き 冬休み編2024』1話ーー公開オーディション組が参戦&人気継続メンバーがサプライズ登場!
11月25日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。キョンジュ編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。 【写真】参戦した“公開オーディション組” 初回から2ショットに……? 以下より、11月25日公開の1話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・くめはる&みづき、“公開オーディション組”が満を持して『今日好き』に参戦! 例年通りであれば、2024年度の『今日好き』も残り3シーズンのみ。今年度のラストスパートを駆けるべく、まずは毎年恒例の『冬休み編』が幕を開けた。こちらも例年通り、特別に3泊4日の拡大バージョンで旅をすることが明らかに。恋の舞台は『今日好き』の王道スポット=台北。出発時のメンバーは男子6名・女子4名の合計10名で、うち継続メンバーとして『夏休み編2024』から、りのん(多田梨音)が久しぶりに登場してくれている。 さて、覚えているだろうか? 今年10月、約4年ぶりに開催された『今日好き 公開オーディション』でのこと。一般公募で集まった全国の高校生から、ほんのひと握りが最終審査に選出され、そこで見事にグランプリを勝ち取った……そう、くめはる(久米陽斗)とみづき(秋山みづき)のことである。事前に発表されていた通り、彼らが参加する旅は『冬休み編2024』。まさしく今回の旅だ。 すでに何度か会話をした経験があるからか。本来であれば緊張しかない出発前の顔合わせでも、どこか安心感を持っていそうに思える表情のふたり。スタジオの“恋愛見届け人”たちからも、ふたりの恋や運命の相手が「始まってるの?」「隣の人かもよ」と茶々を入れられたわけだが、もしかすると、本当にそうなっちゃうのかも? というのも、この後のランチの際、くめはるからのご指名でみづきが隣の席に。お互いに好きなタイプを説明することになったのだが、くめはるは「自分の意志があって自立して」いて「色白でロング」な女子に惹かれるという。前者はまだわからないとしても、後者はもはやみづきそのもの。対するみづきの好きなタイプは、自分を想ってくれたり、リードしてくれたりする、優しくて高身長な男子。これにすぐさま、くめはるが身長177cm(つまりは高身長)と反応し、みづきも驚いていたのだが……。 思えばオーディション中、ふたりで隣り合わせになったことは何度もあったはず。だが、よそ行きとはまた違う、お互いに見知った相手のはずなのに、どこか他人行儀……あるいは“はじめまして”の距離感で会話をしているあたり、ある種の恥ずかしさや恋の意識などが表れているのだろうか。なんか、すごく意味ありげに勘繰ってしまう(あと、みづきがくめはるの話を聞くとき、笑顔で“うんうん”と頷く顔がとてつもなくかわいらしいので、ぜひ見逃し配信等で確認してみてもらいたい)。 ・くめはる、日本からわさび持参で有言実行 ラストには“恋の揺らし屋”のサプライズ登場も そんなふたりは、満を持して2ショットに。みづきの方から「話したい人とかいるの?」と尋ねると、くめはるは「話したい人いる」と、みづきの方を見る。それに対して、彼女が「えっ、私!?」と驚いていたところまではオンエアの際、画面下にテロップが表示されていたのだが、その後にマイクにも入らないくらいの小さな声量で「うれしい」と、ゆっくり、かつじっくりと漏らしていたことに、視聴者各位は気づいただろうか。これたぶん、本気のやつである。しかも、くめはるからの誘いに「行っちゃおう!」とガッツポーズをノリノリで動かすなど、とにかくご満悦な様子だった。 この2ショットでも話題に挙がったが、思えば『公開オーディション』で“最後のアピールタイム”のデモンストレーションをしたときも、男子と女子それぞれ3名いるなかで、お互いを相手に指名していたわけである。ふたり揃って、かねてから気になる存在ではあったのだろう。今回の旅でも同様、第一印象で気になった者同士に落ち着いたようだ。 そういえばあのとき、くめはるは“とある約束”をしていたような……と思い出しかけたところで、本人からその言葉を聞くことができた。取り出したのは、チューブ入りのわさび。この記事で2回目の質問になるが……さて、覚えているだろうか? 筆者はちゃんと覚えている。『公開オーディション』直後、ふたりの人生初インタビューを担当させてもらったが、くめはるに「未来の自分に向けて、旅に参加する前に約束しておきたいこと」を質問したとき、彼は意気揚々とこう答えてくれた。 「僕は、気になる子と一緒にわさびを食べます!」 「一緒に苦しみあって、同じ感情を味わえば、好きの気持ちだって共有できるかも。なので、日本からわさびを持っていきます!」 オーディション当日の自己紹介で、わさび寿司を食べても無表情で自己アピールをすると胸を張っていた、くめはる(結果、もとより“オチ”はご想像の通りだが)。先ほど引用したくめはるの言葉を聞いて、みづきは「え、一緒に!?(笑)」と呆気に取られていたし、筆者も「空港であえなく没収されないことを願うばかり」と、わさびの行く末を心配をしていたわけだが、どうやら杞憂に終わったようである。空港、そして番組スタッフのお許しを経て見事、日本からわさびを持参してきたのだ(参考:優勝者は憧れの『今日好き』参加! 4年ぶりの公開オーディションは“波乱の展開”に?)。 気になる相手と、有言実行の“おそろわさび”。スプーンにのせて、同じタイミングでぱくり。あのときと同じく、無表情でお互いの顔を見つめ合いながら……って、初日からそんなに見つめあっていていいのか!? 世の中には“6秒マジック”なる恋のテクニックがあるが、そんなツッコミをしてしまうほど、6秒を優に超える時が流れていた。 結果、まさかのみづきにわさび耐性ありという新たな可能性が垣間見えたところで、記念すべき初2ショットは終了。オーディションのときよりも自然体で、かつお互いに意識をしている様子を伺うことができた。いま思えば、みづきがインタビューの際に発した「え、一緒に!?(笑)」には、“もしかしたら自分が?”という未来の可能性まで見越していた、というのはさすがに考えすぎか。なにはともあれ、このままなんの波乱もなく、みづはるカップル(仮)が誕生となる可能性が、現時点ではかなり高いと勝手ながら踏んでいる。 そのほか1話終盤には、まほこ(瀬乃真帆子)が前々回の『ドンタン編』からの継続メンバーとしてサプライズ登場! エクステで伸ばした髪を、あのときと同じポニーテールに結いて。またしても我々視聴者は、彼女の後ろ髪に心を“揺らされ”てしまうのか。“令和のあざと女王”の異名はもうすぐ、彼女のものになるーー。
一条皓太